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脊柱管狭窄症の患者さんのお悩みについて
こんにちは。大阪市東住吉区東田辺のエイト治療院西谷です。
本日は当院で腰痛を専門的に診ている疾患の中で腰部脊柱管狭窄症について、
「症状」、「原因」、「治療法」の順についてお話をしたいと思います。
症状であてはまるチェック項目があるかどうか見てみて下さいね。
★脊柱管狭窄症の症状
- 腰の痛みや足の痛みがひどい。
- 足にしびれや坐骨神経痛がある。
- 歩いている時に腰の痛みやだるさで休憩したくなる。休憩したらまた歩けるの繰り返しである。
- 長時間歩けなくて短い距離しか歩けない。
- 自転車に乗っている時は腰の痛みは楽である。
- 背筋を伸ばすと腰に痛みを感じる。
- 肩が痛くて動かせない。
- 衣服の着脱時に肩が痛い。
- 洗濯ものを干す時やドライヤーで髪を乾かす時に腕を頭の高さまで上げられない。
- 腕を前に伸ばそうとしたらズキンっと鋭い痛みで動けなくなる。
- 寝る時に肩を下にすると痛くて横になれない。
- エプロンを後ろで結ぶ時に腕が腰に回らない。
- 夜寝ている時に痛くて目が覚める。
このような症状がある方は脊柱管狭窄症の疑いがあると考えられます。
おもな症状は、腰痛と下肢痛(坐骨神経痛)、感覚異常、脱力です。
馬尾神経の間欠性跛行(歩行時にだるさや痛みで休憩してまた歩けるの繰り返し)と神経根刺激症状としての腰痛と足への放散痛を起こします。
歩行時の痛みは、歩行を停止して、かがみこんだり、前かがみで休むと痛みは軽減されます。
★脊柱管狭窄症の原因
背骨周辺の骨や軟部組織の肥厚によって、背骨の管が狭くなり、馬尾神経などの圧迫症状を起こします。
中年過ぎの男性に多いと言われています。
後天性の原因としては、変性、ヘルニア、外傷などで起こってきます。
★脊柱管狭窄症の治療
脊柱管狭窄症の治療法には保存的治療と手術治療があります。
重症な症状(動けないほどの腰痛と足へのしびれ、膀胱排便障害など)を感じている場合は医師に相談をされることをお勧めします。
腰痛や足へのしびれを感じている場合でも日常生活を過ごせている場合は、当院で体のバランスを整えて神経を圧迫している箇所への負担を軽減させてあげることによって腰痛や足へのしびれ改善、歩行時に痛くて休憩していた症状が長時間歩いていても痛みを伴わずしっかり歩けるようになってきますのでご安心下さい。
今まで普通に歩けていたのが痛みやだるさの具合で長時間歩けなくなったり、足へのしびれがどんどんひどくなっていきますとだんだんと不安になってきますよね?
当院では腰痛や足のしびれの改善だけでなく、症状が治るのだろうかという患者さんの不安な気持ちに寄り添いしっかりと施術をさせていただいておりますのでご安心下さい。
いくつになっても自分の足で歩いていたい、腰痛が改善されて日常生活を楽しみたい!そのような患者さんの気持ちに答えられるように一緒に治療をしていきたいと考えています。
以上、脊柱管狭窄症についてのお話をさせていただきました。
また、わからないことや疑問がありましたらお気軽にご相談下さいね。
五十肩もしくは肩が上がらない患者さんのお悩みについて
こんにちは。大阪市東住吉区東田辺のエイト治療院西谷です。
本日は治療院でも多数の方が来られる五十肩について、
「症状」、「原因」、「治療法」、「予防法」の順についてお話をしたいと思います。
症状であてはまるチェック項目があるかどうか見てみて下さいね。
★五十肩の症状
このような症状がある方は五十肩の疑いがあると考えられます。
初期症状としては腕を上げた時に「あれ?なんとなく肩が痛いかな?」と違和感から始まり、そこから痛みが強くなり段々と腕が上がらなくなってきてしまいます。
★五十肩の原因
五十肩は肩関節周囲炎とも呼ばれ、40代50代の方に発生することからこのような名称がつけられています。
発生原因は、突然痛みを感じて腕が上がらなくなる方、転倒や肩をぶつけたなどの外傷がきっかけで痛みと腕が上がらなくなる方がいらっしゃいます。
五十肩とは肩関節の加齢によるものと言われ肩関節包や軟骨、靭帯がすりへることによって痛みが起こります。
★治療法
さきほども「症状」のところでもお話をしましたように、腕を動かした時に痛みを感じ初めて、段々と肩関節の可動域が狭くなっていきます。
そこで五十肩が治っていく段階についてですが、「腕を動かした時の痛み改善治療」→「狭くなっている関節の可動域を広げる治療」の順に五十肩は良くなっていきます。
まずは施術によって腕を動かした時の痛みを楽にしていきます。痛みが取れてから次に狭くなっている関節の可動域を広げるように施術をしていきます。
ここで注意すべきポイントですが、腕を動かした時の痛みが取れていない状態で、先に関節の可動域を広げる運動や施術をしてしまいますと、動かしたことによって痛みがひどくなりますので要注意です。
ですのでまずは腕を動かした時の肩や腕の痛みを改善してから、その次に関節の可動域を広げていく治療を行なっていきます。治療をする順番を間違ってしまいますとなかなか改善されませんので気をつけて下さいね。
エイト治療院では、五十肩による施術は肩関節だけを治療するのではなくて、全身のバランスが原因としてとらえて、根本から整えて施術をしていきます。
★予防法
初期症状は腕を動かした時に肩関節の痛みを強く感じます。
夜中や朝起きる時の気温が低くなった時に、人によっては肩や腕がズキズキうずく方もおられます。
冷えを感じますとどうしても筋肉や関節は硬くなり痛みを感じますので、冷房の入っている部屋や夜寝る時にフェイスタオルを肩や腕に巻きます。
タオル一枚を肩や腕に巻くことによって冷えの予防になり温かく保温されますので、寝ている時のズキズキ感が軽減されて朝まで眠れるようになります。
続いて腕を動かした時に肩関節の痛みが取れてきた後に、自宅でできる関節の可動域を広げる運動についてのお話ですが、
まず準備していただく物は、ペットボトル500mlの中に半分ほど水を入れた物とスーパーの手提げ袋を準備して下さい。手持ち部分がついている袋であれば何でも良いです。
そのペットボトルを手提げ袋の中に入れます。
そして手提げ袋の手持ち部分を運動させたい方の手首にひっかけます。
運動の方法ですが、
テーブルの横に立って、痛くない方の手をテーブルにつきます。
上体を前に倒して、手提げ袋を手首にひっかけた方を前後左右もしくは円を描くように遠心力を使って大きくふります。
遠心力を使うことによって肩や腕に無理なく関節の可動域を広げる運動ができます。
痛みが取れた後の関節の可動域を広げる運動は常に行なっていただく必要があります。
五十肩に関しては、この運動をした日としなかった時を比較するとあきらかに変化を感じていただけるかと思います。
継続して運動をすることは大変だと思いますが、頑張って一緒に治していきましょうね。
以上、五十肩についてのお話をさせていただきました。
また、わからないことや疑問がありましたらお気軽にご相談下さいね。
患者さんから、
「他院で 強い刺激のマッサージを受けてからよけいに痛くなった」と言うお悩みです。
まず当院の考え方ですが、痛みを楽にする施術と気持ちいい施術とは別物と考えています。
今回、他院で強い刺激のマッサージを受けたことによって症状がよけいに悪化したとのことですが、なぜ悪化したかと言いますと患者さん自身が強いマッサージを受けている時にリラックスできていないからです。
リラックスができていないのは患者さんが悪いのではありません。
強い刺激のマッサージを受けている時は体はその強い刺激に耐えようとして体に力が入って緊張します。
その緊張状態が後にひどい痛みとしてあらわれます。
ただでさえ痛みの症状で通っているのに施術でまた痛みに耐えながらの施術をされるなんてストレスですよね?
強い刺激のマッサージを受けている時は痛気持ちいいから、
「これが体の症状にも効果的だ!痛気持ちいいぐらいの強い刺激じゃないと効いてる感じがしない!)
「先生自身もこの強い刺激の施術で良くなっているから!と言ってくれているし」
と、思っている方が多いですがそうではありません。
体の症状を改善するのではなく、ただ、痛気持ちいいマッサージを受けたいだけならそれで良いと思います。
でも、「痛みを楽にしてほしい!」と思っている場合は強いマッサージを受け続けることは逆効果です。
痛みが楽になる施術と痛気持ちいい施術は別物です。
では、どうすれば痛みが楽になり筋肉の緊張が柔らかくなるのでしょうか?
その答えは筋肉とは繊細なものですから「さする」「なでる」といった優しく触れる刺激の施術で筋肉の緊張は柔らかくなり痛みが楽になります。
筋肉を強く押さない施術と施術中にストレス0の状態が大切になります。
エイト治療院では、全身のバランスを整える施術で、痛みを伴わず優しくなでるように触れる施術をさせていただいています。
優しくなでるように触れる施術ですのでリラックス効果もあり患者さんはあくびが出て施術中に眠られています。
エイト治療院では、こりや痛みの改善には心も体もリラックスすることが大切だと考えます。
詳しくは初回のカウンセリングでしっかりお話をさせていただいていますのでご安心下さい。
皆さんこんにちは。エイト治療院西谷です。
このブログでは、施術中に患者さんからご質問やお悩みをお聞きした内容について答えたお話や当院の考えなどを書いていこうと思います。
よろしくお願い致します。